勉強会資料作成時に考えてたこと

「後で読んで分かる資料」
去年の6月にwebsigで話したときの資料は不特定多数向けで、理解度とか経験値がさまざまな人に向けて喋らなければいけなかったので、分かり安いと言うことと文字を少なくして喋りを補完するための資料という位置付けで作っていました。なので写真だけがおいてあるスライドとかが何枚もあって、資料だけど雰囲気は分かるけど細かい点が分からないつくりになってる。
それに対して今回の資料は仕事の提案資料とかと同じか、若干減らしたぐらいの文字量で、割と細かく説明を書いて、喋りはどちらかと言うと資料の補足的に作りました。少人数だったしレベル感も大体わかった人たちだったので文字が多くても眠くなっちゃうこともないかなと、、 後で見て役立つと言う形にもしたかったので割りとちゃんと作ってみた。(説明文がメモ的な内容なところも多数ありますがw)

「依頼側の中の問題と外(コミュニケーション)に分けたこと」
プロセス、各プロセスの具体的成果物、プロセスを受け持つために必要なスキルという三段構成にしようという構成は割と初期から思い描きながら資料作っていたのだけど、「漠然としたイメージをどう具体化するか?」というテーマと「どうデザイナーと共通言語を持つか?」というテーマを一緒くたに考えてて、それがちょっと矛盾が生じて一時期資料が進まなくなってました。でもあるとき神が降りてきて(?)「中と外で分けて考えてみれば?」とささやいてくれたので、なるほどと思ってから割りとスムーズに進んだかも。というか分かってしまえばそれまでの事なんだけど、それに気がついたときはちょっとした発見だった。
ダーツのイメージは、実は昔音楽作っているときからあって、そのときはダーツというより、人のツボにたいしてボールを投げ込むっていうイメージだったんだけど、デザインも似たようなもんだなと。人のツボなんて見えないんだけど、たぶんそこツボでしょ、と思って投げ込むと当たったり外れたり。昔から投げ込む作業よりそこツボだよね!?探る作業が結構好きだった。今回の勉強かもやってみるまでそんなこと知ってるし、と言われるんじゃないかとか、でも知ってることでも体系化するとそれだけでも価値あるしなぁとか思いながらボールを投げ込んでみたわけで。

まあそんなことを考えながら資料を作ってました。