料理人と話すのは楽しい

結婚式の準備で、料理がフルオーダーだったので式場のシェフと打ち合わせをしたのだけれどとても楽しかった。何が美味しいとか、どうすると美味しいとか言う話であればちょっと料理をしている人同士ですぐ話はできるのだけれど、場のデザインというか、お互いの経験を元にどうしたら料理を通してより豊かな体験を作る事ができるか、というのを話し合えるのはやはりプロの料理人だなぁと思った。
料理を作ることって素材をどう活かすかということに始まって、一皿の料理をどう作るか、コースや献立として1食の食事としてどう組み立てるかとか、美味しいものを食べることで豊かな気持ちを作る事だったり、食事の場や食事を通しての健康をどう作るか、という事を、自分の経験を総動員して形にする事なのだと思う。
「素材」と「自分の感性」と「食べさせる人」の3つを注意深く観察すること。それが料理なのかもしれないなぁと思ったり。