青春の終わり

昔所属していた新宿フォークというバンドが、今日10年の活動に幕を閉じた。僕が所属していた10年前はまさにバンドが始まったばかりの時期で、自分自身もWEBを生業とすべきなのか音楽を生業とすべきなのかを迷いながらバンド活動をしていた。バンドとしてやっていた音楽も現在の新宿フォークとはだいぶ違って、名前のとおりフォークをやっていて3フィンガーとかをやっていた。
真正面からフォークをやってたというより、ステロタイプなフォークをやって、今時こんなことをやってるってちょっと面白いよね、でもフォークって意外と良いよねというようなスタンスだったように思う。当時ゆずとか路上系がはやっていた頃に同じフォークギターを持ちながらも、明らかに根暗なカレッジフォークをやる俺らはほかのやつらはとは違うという自己主張。ちょっと間違ったかっこよさの追求だったのかもしれない。でも結構受けてた。高橋幸弘の前でレコーディングしたり、コンテストで勝って12弦ギターもらったり。
自分自身は人前でパフォーマンスするのはあまり好きではなかったので新宿フォークではライブのときに絶対にしゃべらないという事にしていた。人前でパフォーマンスするより曲を作ってこういうのがお客さんには受けるかなとかそういうことを考えて実行して、反応を見てまた曲を作って見たいな事が好きだった。PDCAみたいなw
まあつまり新宿フォークは僕にとって青春だったような気がする。やってる曲も青春にまつわる曲が多かった気がする。
あれから10年たって、仕事もまあそれなりのポジションにいて、結婚もして、そして今日新宿フォークが解散した。僕の青春は終わったんだな、と思う…。
今日の解散ライブ結局仕事でいけなかったけど、メンバーのみんなお疲れ様でした。