表現する事、形にする事

先日友達と話をしてて、25歳の頃にどれだけ自分のやっている事を人に対して提示できていたかなぁと気になって思い出してみたけれど、初めて自分ひとりで楽曲を数曲作ってレコーディングしてCD-Rで焼いてジャケット作ってという形にできたのは確か丁度25歳の時だった。作曲自体は18の頃から始めて、苦節7年と言ったところ。
それ以外にも何か自分の中にたまったものをアウトプットして、他人に見せてみると言う事は好きだったし、昔から少しづつだけれどずっと続けてきたので、今は割りと色々な事を簡単に作って表現する事が出来るようになって、それが普通になってしまっていた。なので凄いですねぇと言われても、自分自身まったく凄いとは思っていないし、でっち上げてる部分も多々あったり、上手い事いろいろなものを組み合わせただけという意識が強くて「誰でもちょっと工夫すれば出来るよ」と思っていたのだけれど、改めて自分が物作りをしてきて、さらにそういうことを仕事にしてしまった事までを思い返してみると、自分を表現する手段を持つという事はそれなりの努力がなければ出来ない事だし、それができると言うのは幸せな事なのかもなぁと、ふと思った。