セカンドライフ勉強会@秋葉原

websigの「Second Lifeのポテンシャルを探る〜企業から個人まで」に行ってきた。時間どうり家を出たはずなのに、場所を良く調べてなくて携帯でwebsigのHPに行って調べてたりしたりしたら会場を勘違いしてしまいお茶の水に行ってしまったり、秋葉原についても迷ってしまったりで1時間遅れてしまった・・・。
セカンドライフセカンドライフ(以下SL)内でのお金がリアルのドルに換金できるゲームぐらいの知識しかなくて、自分には関係ないだろうと思いつつ、どうなってんのかなというレベルで、リサーチの意味で今回の勉強会には参加したのだけど、やっぱり特にがんばってやる必要はないかなというのが結論。もちろんちょろっと体験してみたいなというのと小遣い稼ぎになるのであれば、的な興味は出たけれど。
今回のwebsigはいつもと随分客層が違う人たちで、モデレーターの方々以外で知っている顔を殆ど見かけなかったけど、会話とか反応を見ているとどうも殆ど何かしらSLにすでに関わっている人たちばかりのようで、WEB屋さんは殆ど居なかった。単純に見た目的なレベルでもいつもと違う感じで、言い方悪いけれどアキバ的な雰囲気だったり、パソコン通信のオフ会で出会いそうな人だったり。で、見た目だけじゃなくて、関わり方というか楽しみ方もそういう感じ。パソコン通信が出てきた頃の熱気だったり、インターネットが出てきた頃の熱気だったりの技術が先行してて、これで何でもできるんですよ!みたいな。黎明期特有の熱気というか、その先にある大きな夢や、触れたことのない世界に触れたときの興奮だったり。
今回SL部外者として思ったのは、参入障壁が高い(PCスペック、英語、日本人少ない)、1シム50人までの壁(サーバスペック)、何が面白いのか伝えにくい、SLで創出される価値が不透明といったあたり。参入障壁や50人の制限等は時間が経てばある程度解決されるのだろうけれど、面白さを伝えるのがとても難しく、また面白いと思える人も限られている感じがしたり、SLが提供する価値ってほぼネットで得られるものと変わらないばかりか、逆に3Dになる事で出てくる無駄も多いのでアドバンテージに殆ど差がない感じ。
何と言うか、デスクトップPCの前に座ってやる感じがとてもして、mixiのようにPCでも携帯でもリアルでもというシームレス感が弱い感じ。もしかしたらmixiにもネカマ的な人がいるのかもしれないけれど、mixiはリアルでの繋がりを前提としたコミュニケーションの補完というような感じで上手く生活に入り込んでて、万人が使える物になっているけれど、SLの場合向こう側で結構完結してしまう感じなので、女の子のアバターの男が普通にいたり。だからこそセカンドライフなのかもしれなくて、それは一部の人に熱狂的に受け入れられるかもしれないけれど、パソコン通信とインターネットぐらいの差があるように思える。

というような事が分かったのでとても有意義な勉強会でした。WEB屋の方々はどう反応するかなと思ってましたが2次会で話したり日記見た入りする限り殆ど自分と同じ感想のようで。