映画 手紙
- 出版社/メーカー: レントラックジャパン
- 発売日: 2006/10/20
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泣けるというので、泣きを求めて渋谷で見てきた(爆) 泣けるというのはプロットがしっかりしてるからとかそういう事ではなくて、ちょっといいシーンでありさえすれば前後の関係なく泣けちゃうたちなので、あくまでも泣きのトリガーが欲しかっただけw
・・・しかしクライマックスであるラストシーンでは特に泣けなかった。展開が結構唐突というかどんどんいろんな事が起きていくので、展開を追うために割と冷静に見てしまったせいもあって「泣きのトリガーが・・・」とか言ってる割にラストは兄についての描写が足りないから兄の辛さがいまいち伝わってこないんだよなぁとか思いながら見てしまった。色々あったのを乗り越えて弟が・・・(ネタばれしないように詳細略)、そして兄が・・・、さらにそこに小田和正の歌が重なって、明らかに泣きのトリガーになってるはずなのに。たぶんその前の展開(これで全ておしまいにしよう)に、ん???と思ってしまってるうちにラストに行ったのでいまいち泣けなかったのかも。
途中の会社の偉い人(専務?)が出てくるシーンでは泣けたのだけれど、あそこはそんなに泣かせようとしてる部分でもなかったようなw
なんというか映画という尺のなかで、「身内の犯罪によって受ける差別をどう克服するか」という重いテーマを描くにはちょっと無理があったような感じというか、全体的に説得力が・・・。トリガーで泣ける人向け、かつ見終わった後にあまり深く登場人物の心情などについて考えない人向けかもw