鰹のたたき、どろめ、地酒

繁華街を一通りぶらぶらしてどの店に入ろうか散々迷った挙句、地酒が飲めるという米米くらぶという店へ。照明少し暗めのカウンター6席のみの店で先客が3名ほど。開けた瞬間に一瞬躊躇ってしまったものの、一人で入るのに良さそうだったのでそのまま席へ。メニューらしきものが無いのでメニューは無いんですか?と聞くとメニューはおいてないとかw どうしたいか言ってくれればそういったものを出すというので、腹が減ってるのでまずはある程度喰いたいというような旨を伝えると、うちには腹にたまるようなものはおいてない、酒ならいくらでもあるけどとか(爆) ちょっと店の選択間違えたかもと思ったものの、結果的には今回の旅で一番良い店だったりした。 最初は諦めて筍の煮物と、なんとなく希望をいって進められた美丈夫という高知の酒(ここは高知の酒しか置いてない店だったのだが)を飲み食いしたのだが、筍も美丈夫もまっこと美味い!(ちょっと土佐弁風にw) その後も出てくる酒が全部とても美味いし、グラスで飲めるので色々飲み比べが出来てとてもよかった。さらに鰹が喰いたいというと本日仕入れた分は先客がたべちゃったので最期だったのでと言われたものの、たたきはどこがお勧めかと聞いたら、お勧めの店電話して持ってきてくれるよう手配してくれたりとかw 結局その店に居ながら鰹のたたきとどろめ(いわしの稚魚)を持ってきてもらって食べられた。隣に居たお客さんは京都から毎年この店に通っててもう5年くらい来ているという飲み歩きが趣味の人で色々酒について教えてもらったり、夫婦で岩手から来ているという夫婦とも楽しくしゃべったりとか、何より女将の人柄が良くて酒にも精通していて実に楽しい酒席だった。しかし土佐弁の女将や京都弁のお客さんと話していると、標準語で話している自分がなんとも冷たい感じというか、やわらかくないなぁと思ってしまった・・・。
結局、美丈夫>土佐鶴>亀泉>純平>無手無冠と高知の地酒を堪能して、鰹のたたきやどろめも食べて大体8000円(他にも飲んだような気がするがよく覚えてないw) 美丈夫と亀泉は香りが良くて軽くて自分好みの酒。 しかし岩手から来ていた夫婦は二人で17000円とか飲んでた。どんだけ飲んだんだ!!