サッカー批評16号
サッカー批評 (Issue16(2002)) (双葉社スーパームック)
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2002/09
- メディア: ムック
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この16号は2002年9月10日刊。ベルギー戦を観ようと思ったのはこちらの複線も有るのかもしれないけれど、日韓W杯の総括が特集の号でバックナンバーで買えた1番古い号でもある。実を言うとW杯の頃はまったくサッカーに興味がなくて日本戦以外は全く見向きもしてなかったのだけど、今になってW杯ってなんだったんだろうって考えてみると結構面白い。
当時は非常に覚めた目で見ていたし距離も置いていたので、すぐ熱は覚めるだろうし、1イベントの効果なんてのはたかが知れていると思っていたが、W杯の開催はでかかったという事をよく感じるし、この本を読みながら今の状況を考えてみるとさらにそう思う。しかしまあ1988年ごろの瀕死のサッカー界(日本リーグの1試合の観客動員数が2000人弱とかそういう世界)でよくもまあW杯開催とプロリーグの立上げを思いついたなぁと感嘆してしまう。思いつくだけじゃなくて実現しちゃったんだからさらに凄い。
まあでも皮肉な事にW杯自国開催でサッカー文化が多少は深まった今現在、サッカー批評が大衆よりになってしまったのは残念な訳で・・・。半田さんの編集した本が読みてー。