映画「わたし出すわ」

天から金が降ってきたらどうしようネタの映画。ちょっと面白そうだなと思って見に行ってきたけど、なかなか感情移入できない&引き込まれないなぁと思ってたら終わってしまった。。
天から金が降ってきたらどうしようというより、小雪が儲けた金を高校時代の友人の夢のためにばら撒く話なのだけど、なんというか自分が今3億円当たったらどうするって妄想は、自分的には何回も色んな年齢でシュミレーションしてたりするので(アホ)、この映画の観念的なストーリー運びにはいまいち入り込むことが出来なかった。どうせだったらコメディでやるか、もっとダークな方向に持ってけばよかったのに、という感じ。
自分としては、金は稼ぐのも難しいが、使いこなすのも結構難しいという事。
ゴールが見えていないプロジェクトは必ず失敗する、と常々思うのだけれど、幸せをゴールとするならば、自分がどういう状態であることが幸せなのか、またその幸せが持続的に維持されるにはどうしたらいいかというのが見えていないとたどり着くことは出来ないと思う。金はそのための手段でしかないので、手段があるだけではゴールに到達できないわけで。かといってゴールが見えていても手段がなければ到達できないということもあるのだけど。