一日で学ぶ会計力と戦略思考力

もう1週間たってしまったけど、先週の土曜日に行って来たセミナー。ほぼ今の業務には関係ないけど、なぜか会社の費用が下りる講座に載っていたので行ってみた。36,000円となるとなかなか自費でいける講座でもないし。
講師は大津広一さん。会計畑出身ではなくて銀行、証券会社でアナリストをしていた方で、講座の内容も経理の人に向けた会計というより、MBA的な視点での会計の講座だった。(ただ受講者はバックオフィスで働いている経理とかの人たちといった雰囲気の人ばかりだったけど)
内容としてはざっくりと財務諸表(PL,BS,CF)をどう見るかというところを抑えつつ、企業名からどういう財務諸表になるか自分たちで手を動かして考えたり、逆に財務諸表から企業名を予測したりとか、財務諸表から何が見えるか?経営戦略から考えてどう財務諸表に落ちているか?というあたりに重点を置いたセミナーで、ただ会計のルールを覚えるのではなくて、経営的な視点からどう財務諸表を道具として使うのかを手を動かしながら覚えるセミナーで、とても面白かった。
特徴的な企業を持ってきてはいたのだろうけど、やはり企業活動って数字に表れるし、どういう企業活動しているか知っていれば数字を予測することも出来るわけで。面白い!
ただ、普段慣れていない世界で、言っていることはわかるし、なるほどと思うけれど、自分で手を動かして数字を見ていこうと思うと、とたんに何を見れば良いんだっけ?っと頭の中が白くなってしまったり。なんというかこういうアウェイ感は新鮮というか、久しぶりに必死に使ってない頭を使った感じで、そういうのもまた面白かった。
なかなか時間がないけどいろんな企業の財務諸表を見たいし、自分の家計とかで財務諸表を作ってみたくなった。多分そういうのをこつこつやらないと身につかないだろうし…。