映画: 天然コケッコー

月曜朝の打ち合わせ資料を印刷しなければいけなかったので11時ちょいすぎに出社して仕事。一応休日出勤の申請出してたけど却下されてた・・・。だんだん申請とかどうでも良くなってきたかもw
18時ぐらいまで仕事してからシネアミューズへ。着いたのが開演20分前ぐらいだったので結構席やばいかなぁと思ったものの、整理番号は20番台とか。
天然コケッコーくらもちふさこ原作の同名マンガを映画化したもの。マンガの舞台が島根県だったらしく島根ロケで作ったとのこと。GWに島根行っただけに親近感が。
九州山陰旅行記

小学校と中学校の生徒あわせて6人の学校に東京から転校生が来て、淡い恋がありーの、東京と地方の視点の違いがありーの、思春期の成長がありーの、それらを包み込むのんびりした地方の生活がゆるりゆるいと流れてみたいな、上手く説明できないけれどそんな話。
ほぼ全編島根ロケという事で島根県らしい空気感が良い感じで伝わってきて、強いフックが有るわけではないけれどほっこりとする良い映画でした。原作は6巻ぐらいまでしか読んでなくて、細かいところを忘れてしまっていたけれど、映画を見てたらマンガの絵が浮かんできて不思議な感じだった。大沢君のシニカルな東京人な雰囲気はなんだか他の登場人物よりもリアリティがあって、東京って人とのストレスが多いけど、その分人の心の動きに敏感になるのかもなぁと思ったり。人との距離感の取り方とか・・・。
でも大沢君にリアリティを感じたのは自分が東京に住んでいるからであって、島根に住んでたらリアリティを感じないのかもなぁ。島根に行ったときに飲み屋で知り合った同い年の男性とは、話をしててなんか空気感が全然違って不思議な気持ちになったしなぁ。
スクリーンに映る島根の田園風景を見ながら、日本のロックの原点ってやっぱりこういう風景だよなぁとか思ってたら最後にくるりがかかって、「そうそうこれこれ」みたいな。日本のロックが好きかというと微妙なのだけど、自分がやって出てくる音は日本の音な訳で。
以前秋田に旅行に行ったときに田園風景を眺めながら、ここでロケして映画とって見たいなぁとふと思ったことあるけれど、それがそのまま本当に映画になったような映画だった。今年の夏は仕事が忙しくて旅行に行く暇ないけど、ちょっとした旅行気分が味わえたりもして、なかなかよいひと時でした。