「情報って何なんだろう」という事について考えてみる

rk6112006-10-07

まず「メディアって何なんだろう」という事について考えてみる
メディアとは - はてなダイアリー
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E1%A5%C7%A5%A3%A5%A2

メディア - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2

参照しているところが偏ってるけど、言葉の定義をする場合には、みんなの意見が集約されてるWikipediaとかは有用な気がするので。「情報の記録、伝達、保管などに用いられる物や装置」といったところか。

なんで人々はメディアのあり方がどうだとか、自分もインターネットというメディアの特性とはどんなものだろうとか考えたり、議論したりするのだろうか。多分それはメディア自体が重要な事柄なのではなく「情報を得る」という事が生きる上で非常に重要な事であるからなんだろう。
情報を得るには、自分が直接見たり触れたりする以外は何かしらのメディアを介する(口コミは人というメディアを介したものとする)ので、メディアの質により情報の質も左右される可能性があり、メディアの質・特性はかなり重要な事柄と考えられる。

それでは「情報が何で生きる事にとって重要な事」なのか考えてみる。
人は(生物は)何もしなければ死んでしまうわけで、生物は本能的に生きようとする特性があるっぽいので(ここらへん結構いい加減w)、生きるために食物を得ようとしたり、外的から身を守ろうとしたり、子孫を残そうとしたり、何らかの外部と接触する行動を起こす必要が出てくると考えられます。
行動を起こすにはどのようなプロセスが踏まれるのか? 行動する前には多分、多少なりともなんか考えます(爆) 「考える」という行動はこれまで自分が得た知識・経験などの情報を再構築し、目的にしたがってその再構築された知識経験の情報から結論を導きだす事ではないでしょうか。(考えるという事についてもう少し検証がひつようかもしれないけど・・・。)
つまり「考える」ためにはまず知識・経験等の情報が先に無いと「考えら」れません。インプットが無ければアウトプットはない、と。

  1. 問題発生>これまで得た情報で考える>結論>行動>経験
  2. 問題発生>考える>情報不足なので情報収集>考える>結論>行動>経験

こんな思考プロセスのパターンになるのではないかと。(問題発生という事をどこまでの範囲でとらえるのかは微妙なところだが・・・) 
行動するとそれが経験になり、考えるための情報にもなる。自分で行動して得た経験が、その人にとって情報として一番質の高いものであるのは間違いない。しかし自分の行動によって得られる経験は物理的な限界があるため、より自分にとってよい結果を得るために、多少質が下がるがより広範囲の情報を収集しようとする。つまり「行動の成果の精度」を高めるために情報が重要であり、「情報が生きる事にとって重要な事」と言える。
「自分が必要としてる情報(潜在的必要とされるものも含む)に如何にすばやく正確にリーチするか」が「自分にとってのベストな選択をできるか」の分岐になる。そのために皆、日々沢山の情報を収集する事にもなるし、その情報を伝えるメディアの質にも過敏になるわけだと思うのです。
とりあえずおしまい。