隠れた人材価値

隠れた人材価値 (Harvard Business School Press)

隠れた人材価値 (Harvard Business School Press)

2003年に買って途中まで読んだところでほっぽって有ったのだけれど、最近MBA関係の本にはまってるので、思い出して読んでみた。簡単に要約すると、素晴らしい人材を引き抜いてきて業績をあげるのではなく、平凡な人材をモチベートしポテンシャルを最大限発揮ささせる事で好業績を維持しているアメリカの会社を紹介している本。成功だけでなく苦戦している事例も載せる事で問題点をうかびあがらせているのだけれど、結局のところ経営側の価値観(自分的には哲学だと思うが)の強さによる、というようなところに行き着く訳で。やっぱり働くって事が社会での位置付けも含めて、こういうことだという哲学(意識)を持っているか持っていないかというのは非常に大きな差だな。