今に行かずにいつ行く? インド洋の楽園モルディブ旅行記(パラダイスアイランドリゾート&スパ)準備編


あの旅行で、僕の人生観は変わった…、というほど大げさなものではないが、事の発端は2年ちょっと前の2010年のゴールデンウィークに行った新婚旅行。20代後半から一人旅に目覚めて日本全国を旅行していたけど、海外に行った事が無くて新婚旅行で初の海外に行く事に。
南国で水上コテージのリゾートに行きたいと思って色々調べた結果、モルディブが良さそうだという事になり、タージエキゾティカリゾート&スパに行ったのだけれど、想像を絶する楽園ぶりにすっかりやられて、以来なにかあるごとにモルディブの記憶がフラッシュバックして陶酔してまうようになってしまった。(詳細は[モルディブ旅行記]モルディブ(タージエキゾティカ)行ってきた!その1 を参照の事)
モルディブの話を人にしても、名前は知っていて、なんとなく水上コテージのイメージは持ってたり、将来沈んでしまう島だよね、という情報は知っているものの、どこにあるか、どんなところなのか知っている人が思いのほか少ない事に驚く。
とはいっても自分も新婚旅行行くまでどんな国か、どこにあるか知らなかったのだけど。。
モルディブ共和国はインドの下のインド洋にある島国。 モルディブとはサンクスリット語で「島々の花輪」を意味するのだけれど、その意味の通り、モルディブの島々は環礁の際に輪を描くように小さな島々が点在している。

赤道直下に1200の島々からなり約200の島に人が住む。海抜の最高が2.4mという平坦な地形のため将来消滅するかも、とも言われている国。主産業は漁業と観光業。リゾートは1島1リゾートという他国にはあまりない形式となっており、1つの島が丸ごと一つのリゾート(ホテル)となっている為、宿泊客とリゾートスタッフ以外は島民も他の観光客も一切いないため、リラックスしてゆったり過ごせるのが特徴。そんなリゾート島が約100島程度ある。モルディブでは1島にずっと滞在する過ごし方となり、観光とかショッピングとは無縁なのだ。

ちなみに首都のマレは世界一の人口密度だとか。。

日本との時差は-4時間。東京が昼12時のときにモルディブは朝8時。日本からの旅行時間は大体14時間程度かかる事も有り、少なくとも1週間休みがないと行けない。
またそんな楽園みたいなところ行きたいな、と夢想をしつつ日々仕事を考えると無理だよなと考えていたのだけど、10月下旬ぐらいに「今年の年末年始は休みが長いらしい」という事を奥さんとの会話の中から知る。。 1月4日が休めるなら9連休になるのだと。

!!…そういえばうちの会社は去年も1月4日まで休みだったではないか。急いで色々な旅行会社に当たってみたものの殆どその時点で満席。バリやプーケット、ハワイ、グアム、ニューカレドニアといった島系を一通りあさってみたもののすべてダメ。モルディブはなんとなく無理だろうと最初からあきらめていたのだけど、ほかが全部埋まってたのでダメもとで何社かモルディブで当ってみたところ1社から「ちょうど飛行機のキャンセルがありまして・・・」との返事。そんなこんなで再びモルディブに行ける事になったのだった。

その2:パラダイスアイランドリゾート&スパ モルディブ(ヘブン モルディブ)移動編


モルディブはそこそこいい値段するので、今回は海がきれいだったらいいや、という割り切りでリゾートのグレードは低めで選ぶことに。そこで決めたのがパラダイスアイランド・リゾート&スパ モルディブ(ヘブン モルディブ)。あんまり選択肢がなかったのであまり選ばず決めてしまったのだけど。
このリゾート、ネットで調べてみてもあまり情報がない。なんとなく出てくるのは中国人とイタリア人が多い。ファミリー向け。水上ビラ(コテージ)は最近できてそこそこ綺麗、というような情報。前回のタージエキゾティカはかなりラグジュアリーだったので、そういうあたりは期待しちゃいけない事はなんとなくわかったけど、どのぐらいの感じなのかイマイチわからずなので、期待値は高めないように、と自分に言い聞かせる。
12月28日(金)が仕事納めだったので、29日は準備日にあてて、12月30日(日)〜1月5日(土)の5泊7日(機内泊が1日あるので5泊)、6日(日)は時差ボケ調整して7日から仕事始め、というスケジュール。

日本からのフライトは前回とほぼ一緒の午前11:10成田発シンガポール経由のシンガポール航空。前回は初海外旅行という事もあって念のため成田で前泊したけど、今回は4:50起きで成田へ。出発前日は21:30には消灯したものの、いつも寝る時間まで結局寝れず。まあ旅行前はいつでも遠足前の小学生と一緒なんだけど(笑)
出発の12月30日は小雨で、雨の中スーツケースを運ぶのに若干手間取ったものの無事成田に到着。早々にチェックインしてスーツケースを預けてから朝食をたべてから出発。

シンガポール航空の機内サービスは世界でもトップクラスという事らしいけど、これまでの海外旅行がモルディブシンガポールモルディブ(今回)で、毎回シンガポール航空しか乗っていないので比較が出来ず。。でもいつも安定のクオリティで飯もうまい。


飛行機乗るといい香りのするおしぼりが配られる⇒ピーナッツが配られる⇒飲み物配られる⇒機内食が出てくる⇒おやつのアイスが出てくる⇒ピーナッツが配られる⇒飲み物が配られる⇒着陸。という感じ。モルディブにはシンガポール経由で行くので以上のルーチンが二回。ピーナッツは片道4袋、往復だと計8袋も食べる事に。しかもイレギュラーでもらえる事もあるのでさらに多い事もある。。

7時間35分のフライトを経て17:45(日本時間だと18:45、シンガポールは-1時間)シンガポールチャンギ空港着。

チャンギはいつ来ても綺麗で居心地が良い。

無料でインターネット使えるスペースが増えていた。

約3時間のトランジットだったけど寝不足だったので休んでいたらあっという間。


20:40シンガポール発(日本時間で21:40)のシンガポール航空モルディブの首都マレに向けて出発。


またピーナッツ&飯。マーレについたのは4時間30分後の日本時間で午前2時10分(現地時間で22:10)。結局あまり寝ないでトータル映画3本を見てしまった。空港にはリゾートの迎えの人がいて、一緒にスピードボートでリゾートへ。
前回はボートに乗った時にビデオとか撮っていて船酔いしてしまったのだけど、今回は酔わないように注意していたら問題無かった。暗闇の中20分ぐらいスピードボートに乗って日本時間で午前3時(現地時間で23時)ぐらいにやっとリゾートに到着!リゾートの入り口はNewYearの派手な電飾とかあって、このリゾート大丈夫だろうかとちょっと心配になったけど、部屋は結構いい感じ。


海は明日のお楽しみ。早く寝たかったけどシャワーを何とか浴びて就寝。

詳細な旅程

    1. 08:10 成田空港着
    2. 11:10 成田発シンガポールへ(シンガポール航空)
    3. 18:45 シンガポール チャンギ空港着(現地時間 17:45)、約3時間のトランジット
    4. 21:40 チャンギ発マーレヘ(シンガポール航空 現地時間 20:40)
    5. 翌02:10 モルディブ マーレ空港着(現地時間22:10)
    6. 3:00頃 パラダイスアイランドリゾート&スパ着(スピードボートで約20分)

⇒次の記事モルディブ旅行記2パラダイスアイランドリゾート 3/7部屋編