その6:パラダイスアイランドリゾート&スパ モルディブ(ヘブン モルディブ)サンセット編
モルディブでの過ごし方で楽しみな時間と言えば夕暮れ。今日はサンセットをどこで見ようかななんて話をしながら島を散歩。ときには海に入りながら、時には浜辺で、時には部屋のテラスでサンセットを楽しむ。東京にいると夕暮れなんか気にする事もないし眺める事もほとんどない。そもそも空を見る事がほとんどなくて、時間があるとスマホを眺めていたりするので、下手すると半径5mぐらいのモノにしか焦点を合わせなくなっているかもしれない。
しかしモルディブに来るとTwitterやFBを眺めているより自然を眺めていたほうが全然楽しい。毎日違う表情で、刻一刻と変わっていく様子に圧倒される。自然って実はすごく情報量が多いことに驚かされる。
今日はどこでサンセットを見ようかなと考え始めるのが大体16時。16時になると日が傾いて、ビーチや海に木の陰ができて、そこに空の青が反射して何とも言えない色合いになってくる。島全体がミルキーな色になってくる。
この時間になると影がほのかに紫色になってくる。
木陰の色がとにかく綺麗。
そしてサンセット。色がじんわりと変化していて、眺めていると2時間ぐらいあっという間に経ってしまう。
写真だと色も出ないし、広さも出なくて、なかなかこの良さが伝えられないのだけれど。
水上ビラは島の東側なので、海から上がる瞬間の朝陽が見られるのだけど、サンセットは海に沈むところは見られなくて、島に沈む感じ。でもウッドデッキでゆっくり見られるので、これもまた結構いい。
↑大晦日の夕暮れ。雲が壁のように見えてすごい光景だった。
海への映り込みもすごくきれい。
↓水中でのサンセット。
夜はお酒を飲むと疲れで起きていられなくなって21〜22時ぐらいに寝てしまうので、朝は夜明け前の6時ぐらいに目が覚める。6:20ぐらいに日の出なので、起きたらまずテラスに出て日の出を待つ。
2回ほど海からの日の出を見られた。
↓こちらは別の日の日の出。
曇っていて海からの日の出ではないけれど、絵のように綺麗。というか絵よりきれい。雲が少し有ったほうが表情豊かになって美しい。
その5:パラダイスアイランドリゾート&スパ モルディブ(ヘブン モルディブ)海編
パラダイスアイランドリゾート&スパとソネバギリは実はすごく近い。
↓ソネバギリがすぐ目の前に見える。
島の端っこのソネバ側に一番近いところに行くと、ソネバの人が肉眼でも見える距離。↓この写真だとちょっと小さいけどもっと大きく見えます。
泳いで渡れそうな距離だけど、海流がかなり激しい場所なので結構危険。
海と空の綺麗さはやはりモルディブ。ため息が出ます。
遠浅のラグーンと一部ハウスリーフがあり、ハウスリーフにはそこそこ魚が居る。サンゴが無いところは少し大きめの魚が群れでいたりする。
↓魚の群れが。この写真でわかるかな。
パラダイスアイランドリゾート&スパ地図とスノーケリングスポット
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- 水上ビラの右側は小さ目のリーフがいくつかあって、魚影は薄いけど魚がいる。(1)のところは水深が深くなっていて大き目のリーフがありヨスジフエダイ等がいる。
- (2)のエリアは水深が浅いけど大きなリーフがあり、結構沢山魚がいます。潮が満ちているときはかなり流れが強くて、立っていても流されそうになる。
- (3)ここにも魚がいるらしいけれど、行けず。
↓こちらは(2)のエリアで潮が引いてる時。Gopro HERO3WhiteEditionで撮影。
↓ベビーシャークと遭遇したけど、特に問題無し。
ビーチもとてもきれい。ただサンゴの破片も多いので素足だと若干痛いけど。
木陰に空の青がうつるので、影が青色ですごくきれい。
正午に日向にいると死にそうになるけど、とにかく綺麗ではんぱない。
↓14時ごろでもこんな感じ。
昼は暑すぎるので昼寝するのが正解。
朝食後に軽くシュノーケリング、昼を食べて昼寝、15時〜16時ぐらいからもう一回シュノーケリング、夕暮れは海につかりながらサンセットを見る、日没後はシャワーを浴びて晩御飯。酒を飲むと疲れで起きていられなくなって22時前に就寝。朝は6時の日の出直前に起きてサンライズを見る。以降ループ、という毎日。シュノーケリングは潮の満ち引きも関係してくるから順番が入れ替わる事もあるけど、ほぼ大体毎日こんなスケジュールで過ごしていました。自然って偉大です。
今年の総括と来年の抱負
明日から少し旅行に出てしまうので、その前に今年の総括と来年の抱負。
細かいところは書けない点もあるのだけど、今年は事業立上げとか、ビジネスプラン検討&リサーチを複数回出来たのは大きな収穫。年初はもっとストレートに事業を立ち上げて行くつもりでいたけど、スタートアップなんてそんなに甘いものでないわけで。ただ早期にピポッドして、ミニマムに検証を行うMVPを実践できたのは非常に良い経験でした。考えているだけじゃなくて実践の部分もかじれたので、事業を考えるときの深さというか、何に重きを置いてビジネスプランをデザインしていけばよいのかというのがかなり見えてきた気がします。
今年からは経営会議に参加するようになった事もあって、直接かかわったわけではないけれど事業がM&AやMBOされていく過程を見れたので得られるものが多かった。
来年は現在進めている事業モデルを何とか形に出来ればと思っているところ。今まで考えてきた中で一番筋がよいなと思うし、自分のバックグラウンドから考えても自分がこの事業をやる意義が高いと思うし、目指すビジョンもクリアに描けているので、マーケットフィットのスピード感を上手く高めて成功させたいなと思います。
この正月休みは戦いの前の休憩という事で、南の島に行って少しのんびり過ごそうと思います。
レーティングアルゴリズムGlicko2を使ったランキング予測
色々紆余曲折有り、最近またプログラミングをやっています。半分趣味、半分仕事とでも言うか。しかし久しぶりにコード書くと(しかも仕事じゃなく趣味として書くと)すごく楽しい。この1〜2ヶ月リハビリ的にちょこちょこ書いていたせいで大分感が戻ってきた。相変わらずテストコード書かないし、汚いコーディングなのだけど。。
さてそんなこんなで今試してみているのはGlicko2というチェスや将棋の順位付けの為のレーティングアルゴリズムを使った色々な実験。
日本棋士国内レーティング計算詳細
Glicko rating system - Wikipedia
このアルゴリズムは、全員と対戦をしなくても少ない対戦数である程度の確度の高いレーティングを出せるというもの。計算のステップ概要は下記
というようなもの。簡単に言うと強い人に勝つとレーティングが大きく上がるが、弱い人に勝手もレーティングはほんの少ししか上がらないというようなもの。そこにレーティングの信頼度(連続して試合をすると信頼度が高く、間隔があくと低い)とレーティングの変動幅を用いて調整している感じ。
Glicko2のアルゴリズムはGithubにPHPで実装したものが有ったのでそちらを利用。
https://github.com/Zarel/glicko2-php
データは今年(2012年)のJ1の試合データを使ってみた。
http://www.j-league.or.jp/data/2/?league=j1&genre=week
試合が進むごとにすこしづつ信頼性を高めに設定。また変動幅も試合が進むごとに少なくなるよう設定。
J1の試合は18チームが総当たりでホームとアウェイの2回対戦で全34節306試合。Glicko2アルゴリズムを用いて計算してみるとだいたい15節ぐらいで最終34節の結果にだいぶ近づいてくる。最終節の順位とGlicko2で算出した途中節の順位の誤差の合計は下記
-
- 第1節:96
- 第2節:106
- 第3節:90
- 第4節:74
- 第5節:72
- 第6節:68
- 第7節:76
- 第8節:60
- 第9節:62
- 第10節:60
- 第11節:62
- 第12節:52
- 第13節:54
- 第14節:44
- 第15節:38
- 第16節:34
- 第17節:24…
最終34節でも26の誤差が有りますが、Jリーグの順位計算法は基本的には積み上げ式なのに対して、Glicko2は統計と確率からの予測なので誤差が発生します。Jリーグももっと試合数が多ければこちらの順位に近づくのかも。。下記実際のスクリプトの出力画面。
上記の「org」は17節時のJ1集計ルールによるオリジナルの順位を表しています。オリジナルの順位に比べるとFC東京、磐田、鹿島あたりは最終順位に近い数値を出しているし、全体的にオリジナルの17節時の順位よりも最終順位に近い数値が出ています。
対戦順とかを動的に組み合わせ有られるならばもっと早く確度の高いレーティングは出せそうなので、次回はもっと素早く確度の高いレーティングを出すための対戦組み合わせを考えるアルゴリズムを作ってみたい。難しそうだが。。
哲学ディベート
- 作者: 高橋昌一郎
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2007/11/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ビジネスについて深く考えていくと、経営哲学だったり、商売哲学だったり、何のため、誰のためにビジネスを行うのか?という問いについて深く思考する局面に遭遇する事が多くなった。よく「価値を生み出す」とか言うけれど、価値とは何ぞや?と考えるとそれだけで結構深いもので。
少し前に出会ったファンドマネージャーの方が、東北の復興ファンドとかをソーシャルな形でやっているミュージックセキュリティーズについて、彼らがやっているのは純粋な金融か否かについて論じていて(その人の解釈では純粋金融ではないとの事だった)、面白い考え方だなと思いその人の略歴を見てみたら哲学科出身だったので哲学的思考に興味を持ったというのも結構大きかったりする。
そんなわけでこの本を手に取ったのだけれど、想像以上に面白かった。実際の事件や問題について架空の学生が討論を行う形式で進み、教授がそれをさぽーとするという形で論理的思考方法の解説だったり、ディベートのフレームワークについて解説してくれるという形式で書かれている。よくあるディベート本と決定的に違うのは、ディベートの手法にフォーカス当てるのではなくて、ディベートの中身が哲学的な問いであるという点。命について、代理出産、売春、死刑、安楽死、といった個人によってどう思うかの判断軸が難しい倫理的問題について、様々な角度からの意見をディベート形式で問う形になっており、何が正しいのか?という事について改めて考えてしまった。
扱っていないる内容が結構エグイくて、さらに答えがない問ばかりなので、すっきりする本じゃ全くないけれど、物事を多面的に見るための力を養える良書でした。
2011年と2012年
毎年ブログでは1年の振り返りと新年の抱負を書いているつもりだったけれど、見返してみたら去年は書いていなかった。。 なんでだろうと記憶を掘り返してみたら「WEBデザイン受発注のセオリー」の原稿執筆に明け暮れていたからでした。原稿の更新日時を見ると2011年1月3日、4日に書きあがった原稿があった。当初のスケジュールでは、2010年の12月末までに原稿を書き上げ、1月から図版の原案作成や校正にはいって3月ごろ出版というはずでしたが諸々あって結局出版できたのは2011年の9月。そんなわけで去年の正月休みはブログ書いている暇が無かった。そういえば正月休み明けに同僚に「休んだ気がしない」と話してたのを思い出した。
去年目標としていたのは大きく二点。
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- 本を出版
- 転職(業界を変える、できれば職種も)
結構ヘビーだけど何とかやりきった。もっと細かいところでは本を12冊以上読むとか、体重を60Kgにするとか、海外旅行に行くとかあったのだけど(体重と本は達成できず…)、重点項目をちゃんと達成できたのは良かった。本の出版は転職前に達成したかったのだけど出来なくて、転職後の一番大変な時期と最終校正の時期が重なってしまい、かなり精神的に追い詰められてしまった。しかしなんとか出版できたし、発売記念イベントとして東京、大阪で「Webデザイン受発注の実務ワークショップ」も出来ました。出版したことで雑誌WebDesigningにインタビューが掲載されたりして、改めて出版することの重さを体験することが出来て良かった。(Webばっかりやっていると、実態がWebの中にしかない事が多かったので)
転職は2010年の中ごろからスケジュールを立て始めていて、2011年の年明けてからすぐ動き始めていました。受託から離れる事と、新規事業の立ち上げに関われる事をテーマに転職をしたけれど、実は気になる会社が1社しかなくてそこ(今の会社)しか受けなかったので、かなり綱渡り的な転職でした。。転職当初はWeb担当者的なポジションだったけれど、今は新規事業開発専属になれたので完全に業界&職種のチェンジが出来た。ただ36歳で業界&職種チェンジだったので正直負荷も高くてキツイ1年だったけれど、得るものも非常に多く振り返ると充実した1年でした。異文化、異職種の人たちと関わると頭の中も変えざるを得なくなるので、とても世界が広がったし、自分の能力がだいぶストレッチされた気がします。
さて2012年はどうするか。本業集中。今立案している事業を成功させる、という事に尽きる。事業や自分の生み出す価値について、深めて実践をしようと思う。
【大阪】12/11 Webデザイン受発注のコミュニケーション実務 ワークショップレポート
12月11日(日)デジタルハリウッド 大阪校 地下セミナールームにて書籍「Webデザイン受発注のセオリー」刊行イベント第二弾を行いました。大阪はWeb系のイベントが少ないらしく、割と早い段階で定員がうまってしまったため枠を増やしたのですが、それでも75名の定員が事前に埋まったともことでありがたい限りで大阪入りを迎えました。
前回のイベントの感想を受けていくつかの点を修正しました。仕事の関係で別の場所で、今回のイベントの内容を改変して喋っていたこともあって、内容自体は大分頭に入っており、今回は事前のリハーサルも2度ほどで充分でした。
会場のデジタルハリウッド 大阪校 地下セミナールームは東京よりもたぶん広くて、スクリーンも大きくやりやすかったです。内容は基本的には東京のイベントと同じでしたが、講義の部分は東京以上に真剣に、非常に静かに聞いていただけたのですが、ワークショップでは一転して東京よりも盛り上がり、関西の人はやはり話すの好きなんだなと感じました(偏見?)
東京だとワークショップの時間があまるとチーム内で話さなくなってしまうため、時間配分が結構むずかしいのです、大阪では合図するまでずっとしゃべっていたのが特徴的でした。
質疑応答では、普段の業務の中での切実な悩みや相談系が多かったので、頭をフル回転させながら答えましたが、結構濃いやり取りができたので自分自身一番今回のイベントを通して面白い時間が過ごせました。
そもそも今回の本を書いたのは、「大きな案件のやり方を知っていたら、小さな案件もより上手く回せるようになる」という自分の実感があって、大きな案件のやり方と小さな案件へのフィットのさせ方を伝えたいと思っていました。今回の大阪のイベントではちょうどその辺りの狙いにフィットする方々に来ていただけたので、東京以上に喋り甲斐がありました。
大阪滞在の二日間で5回たこ焼きを食べて、それ以外にもお好み焼きとモダン焼きも食べられたので満足でした。機械があればまた地方イベント出てみたいです。